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株式会社山田商会ホールディングは、UntroD Capital Asia Pte. Ltd.が運営するリアルテックグローバル2号ファンドと共に、シンガポール初の仮想発電所(Virtual Power Plant)を開発・運営するBlue Whale Energy社に共同出資を実施です。

株式会社山田商会ホールディングは、UntroD Capital Asia Pte. Ltd.が運営するリアルテックグローバル2号ファンドと共に、シンガポール初の仮想発電所(Virtual Power Plant)を開発・運営するBlue Whale Energy社に共同出資を実施

2025.09.11 出資

株式会社山田商会ホールディング(本社:愛知県名古屋市、代表:山田豊久)は、UntroD Capital Asia Pte. Ltd.(アントロッド、本社:シンガポール、Managing Director:丸幸弘)が運営するリアルテックグローバル2号ファンドと共に、シンガポールにおける先駆的な仮想発電所(VPP※1)プラットフォームを開発するBlue Whale Energy Pte. Ltd.(以下「Blue Whale Energy」)への共同出資を実施しました。

当社は、Blue Whale Enegyの活動を支援し、ともにエネルギーシステムのレジリエンス向上に取り組んでまいります。

※1  VPP(仮想発電所)とは、太陽光や蓄電池・EVなど分散したエネルギーリソースをIoTで統合制御し、大規模発電所のように機能させる仕組み

※UntroD Capital Asia Pte. Ltd.のリリースはこちら

 

※Blue Whale Energyとは

Blue Whale Energy社は、連続起業家であるGabriel Lim氏が2024年7月に設立した、シンガポール初のフルスタックVPPプラットフォームを開発するスタートアップです。独自開発のナトリウムイオン電池とエネルギー管理ソフトウェアを組み合わせることで、分散型の太陽光発電と蓄電を統合した柔軟な電力ネットワークを実現しています。需給のリアルタイム調整や電力系統の強靭化に貢献し、商業・産業向けの新たな収益機会を創出しています。

創業わずか1年で、2kWh屋上用バッテリーパックの開発や、商業・産業顧客向けサイトにおけるパイロット導入を完了いたしました。さらにEMAのDemand Response※3およびInterruptible Loadプログラム※4への統合を実現し、卸電力市場および付帯電力市場への参入を果たしました。

こうした取り組みにより、同社はシンガポール市場を中心にプレゼンスを拡大しており、今後は再生可能エネルギー需要の拡大と分散型電源の普及ニーズに応えるべく、フィリピンや日本をはじめとするアジア諸国への展開を積極的に目指しています。

※3 Demand Response Programについて

対象となる消費者が、電力システムの信頼性向上に必要な場合に、電力需要を削減する待機態勢を維持したことに対して補償を受けるプログラム

※4 Interruptible Load Programについて

対象となる電力消費者が、卸電力価格が高騰した際に自主的に電力使用量を削減し、その見返りとして、卸電力価格の低下による節約分の利益の一部を受け取るプログラム

 

<本件に関する問合せ先>
株式会社山田商会ホールディング イノベーション推進部 (担当:浅野聡志)
電話:052-871-9811 メール:yamada-hd@ymax.co.jp