第5回岐阜テックプラングランプリ:森林整備をDX化する現場支援デジタルツインで持続可能な森林づくりの基盤構築を目指している株式会社OWL研究所に山田商会賞を授与
2025.12.03 イベント
株式会社山田商会ホールディング(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:山田豊久)の子会社である株式会社山田商会は、2025年11月22日(土)にOKB SCLAMB(OKB岐阜大学プラザ2F 岐阜大学内)にて開催された「第5回岐阜テックプラングランプリ」(主催:株式会社リバネス)において、土砂災害評価技術と研究成果を基盤に、地理情報データの分析スキルを活かし森林整備・災害リスク・炭素吸収量を専門的に評価し、森林整備の負担を可能な限り減らすようなソリューションを提供することで、持続可能な森林づくりへの貢献を目指している株式会社OWL研究所に山田商会賞を授与しました。
※第5回岐阜テックプラングランプリの開催報告についての詳細はこちら
第5回岐阜テックプラングランプリ開催、最優秀賞は「プロ・クリエイティブ株式会社」が受賞 | TECH PLANTER by リバネス
<山田商会賞>

〇チーム名:株式会社OWL研究所
〇発表者:北陸先端科学技術大学院大学 大平 尚輝
〇テーマ:森林整備をDX化する現場支援デジタルツイン
株式会社OWL研究所は、研究活動で培われた地質データ、森林データ、そして地理情報データを分析するスキルやノウハウを基盤として、「幅広く、分かりやすく、使いやすい」という設計思想のもとに、従来システムの機能過多を解消し、必要最⼩限の要素で最⼤限の価値を提供する技術を開発しています。これらの技術により、森林整備と⼟砂災害リスク評価を同時に実現すると共に、森林簿データや衛星データを活用して炭素吸収量の定量評価を可能とする独自の技術を開発しています。この評価技術を活用することで、森林経営の改善提案やJ-クレジット制度への応用が可能となり、さらに脱炭素施策への具体的な貢献度を明確化することができます。その上、自治体や国が無償公開しているオープンデータを最大限に活用することで、データ取得コストを大幅に削減し、小規模組織でも導入可能な点が大きな特徴となっています。
(参考)株式会社OWL研究所ウェブサイト
https://i-owl.jp/

山田商会ホールディングは株式会社OWL研究所との連携を図りながら、今後もグループ企業各社と共に、レジリエンスの向上にむけて、知識の探究と技術向上に努めてまいります。
<実施概要>
主催:株式会社リバネス
特別共催:株式会社大垣共立銀行
地域開発パートナー:株式会社オーツカ、株式会社トーカイ、長谷虎紡績株式会社、宮吉硝子株式会社、株式会社山田商会、吉岡株式会社、BIPROGY株式会社、株式会社みずほ銀行、UntroD Capital Japan株式会社
後援:岐阜大学、岐阜薬科大学、岐阜工業高等専門学校、ぎふスタートアップ支援コンソーシアム、岐阜市
運営サポート:岐阜大学起業部
<本件に関する問合せ先>
株式会社山田商会ホールディング イノベーション推進部 (担当:浅野聡志)
電話:052-871-9811 メール:yamada-hd@ymax.co.jp